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クラシック音楽 快楽派宣言!
こんにゃく座 セロ弾きのゴーシュ。
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作成日時 : 2007/12/16 21:46
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オペラシアターこんにゃく座公演
林光:オペラ「セロ弾きのゴーシュ」
原作:宮沢賢治
台本、作曲・芸術監督:林光
演出:加藤直
ゴーシュ:井村タカオ
楽長:岡原真弓
三毛猫:佐藤久司
かっこう:青木美佐子
たぬきの子:田中さとみ
野ねずみのおっかさん:大石哲史
ピアノ:榊原紀保子
2007年12月16日(日)
於:名古屋 中川文化小劇場
ついに娘と観に行く事が出来ました。こんにゃく座のセロ弾きのゴーシュ。
こんにゃく座はその筋の人はご存知でしょう。
林光、萩京子という座付き作曲家を抱え、日本全国津々浦々を巡回しているグループ。
歌の面白さ、日本語オペラの可能性をみせてくれます。
私は大学生の頃にこのグループを知って、舞台も観に行きました。(確か「森は生きている」)
子供から大人まで飽きさせない演技力、明瞭な日本語発音、どこにも似ていない歌手たちの個性。
どこを取っても凄いなあと感動した記憶があります。
今回は娘と共に。子供が生まれたら一緒に観に行こうと思っていたので、念願かないました。
私とっての宮沢賢治の作品は不思議な印象があります。独特の語感とどことも無く現われて、どこかに消えてゆくような茫洋さすら感じます。
「セロ弾きのゴーシュ」もまた、ゴーシュと動物たちの不思議なやり取りがあります。それを通じて音楽の本質を自分の知らぬ間に掴んでいく物語になっているのだと思います。
会場には子供が多く、ノイズはそれなりに盛大でしたが、力のある発音と発声なので全く気になりません。さすがに学校公演で鳴らしただけあります。
ゴーシュを演じた井村さんは若いですね。幾分細身な声質でしたが、青年ゴーシュのひたむきさのようなものが感じられて良かったです。(前テレビで観たゴーシュは今回端役の大石さんでした)
他のメンバーも好演。これほど日本語の分かるオペラってあまりないかもしれません。(そもそも日本語オペラ自体少ないですが)
子供の時分はオペラ歌手がヒドイ日本語で歌っていたのを聴いて辟易していたので、それを思うとこんにゃく座は凄いと思います。
どうしてだか自分でも分かりませんが、公演終了間際で涙が止まらなくなってしまいました。
今もって説明できないでいます。べつに泣き所のシーンはどこにも無かったし。
ピアノ1台、歌手6人のシンプルなオペラ。洋物の絢爛豪華な舞台設定に比べればなんてことない舞台装置でしたが、ここには歌の原点を感じました。
きっといい舞台だったのだなと思います。音楽で涙したのは随分久しぶりかな。
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