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<<   作成日時 : 2009/08/27 14:53   >>

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読売日響第517回名曲シリーズ

ヘンデル:組曲「王宮の花火の音楽」ホグウッド校訂による新版(2008)
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

高関健指揮
読売日本交響楽団

2009年8月26日 サントリーホール


ついに行きましたサントリーホール。東京メトロ溜池山王駅から歩いてすぐのところにあり割と簡単にたどり着けました。

ホール内はテレビやDVD映像では何度も見ている光景で特に驚くものもなかったですが、椅子がちょっと長く座っているとお尻が痛くなったり、トイレの数が少なかったりで、近年のホールに比べてちょっと劣るところもありましたが、肝心の音の響きは上々。
なるほど、ここならば安心して聴いていられる空間です。

さて今回初めてなのは読響を聴くのも初めて。私は高関さんがマーラーを振るというんで聴きにいったので、別にオケにこだわりなかったのです。

前プロのヘンデルの王宮の花火の音楽。派手にどーんとやるのかと思いきや、意外に地味に仕上げていました。ちょっと音色も地味でもう少し華があるとよいのだけどなあと思いつつ聴いていました。アンサンブルは緻密で良かったのですが。
マルゴワールのとか昨今の古楽器演奏だとかなり派手にやってますからそれに慣れてしまったのでしょう。

さて後半のマーラー。これが超絶品でありました。高関さんの小さな体が飛び上がらんばかりにあふれるように出てくるような大きな音楽。

第1楽章のトランペットのソロからはじまりじっくりとした溜のある、一つ一つの音を噛み締めるよう葬送行進曲は演奏されました。

私的にキモである第2楽章がこれまた素晴らしかった。
音が錯綜して野放図になってしまいがちなこの音楽を高関さんは見事に明晰にオケをドライブしていました。しかもこの激情凄まじい音楽に対する思い入れが尋常でない!明晰に解釈しながら感情を移入するというのは高関さんならではのものでしょう。

第3楽章のスケルツォ。打って変わって幸福な音楽。ここではホルンが素晴らしく立派なものでした。この楽章があることで前半楽章と後半楽章のブリッジ的な役割なんだと今日聴いてはっきり瓦解した演奏でした。

第4楽章アダージェット。高関さんはタクトなしで弦楽とハープのみのこの楽章を振っていました。これがまた熱くて美しくて。

第5楽章ロンド・フィナーレ。ここでの対位法的な部分の扱いが非常に上手くてさすが!と思いました。これは生でしか分からないのかもしれませんが、実に良く各声部の旋律の絡みが見えるような演奏でした。そして爆発的な大団円を迎えるわけですが、ここでのトランペットを始め、金管が見事に咆哮しておりました。

演奏直後、さすがにこの名演奏にはフライング拍手ブラヴォーはなく、一息間を置いての拍手とブラヴォーでした。

もっと書きたいことがあるのですが、音楽は言葉を超えています。
ゲッツェル&神奈川フィルに続いてマーラーの名演を続けて聴いているなんという幸せ!

岩城、若杉両氏亡き後、高関さんの活躍がとっても楽しみになってきています。

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健さんのマラ5
待望の生マラ5です。 平日のコンサートは時間が厳しいので午後半休にして。。。(^^;。 ...続きを見る
のんべのクラシック日記
2009/08/27 21:12

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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
サントリーはお初でしたか。てっきりここでも唄われたご経験ありかと思ってました(^^;。
ゆうべは素晴らしい演奏でしたよね(^^)!
高関さんのマーラー、他もどんどん聴きたいところですね。
左党
URL
2009/08/27 22:08
あ、書き忘れ。。。
TBありがとうございました。当方からもTBさせていただきました♪
左党
URL
2009/08/27 22:09
 こんにちは。
 記事を拝見していて、今回の演奏会は高関健と読響が互いに信頼し合っていることを最高の形で示せたように察しています。
 ムーティとウィーン・フィルが互いに信頼し合っているが如く・・・
 至福の一夜となりましたね。
南八尾電車区
URL
2009/08/28 16:10
■左党さん

あのマーラーは素晴らしかったですね。日本のオケの中ではかなりがんばっている方ではないでしょうか。
サントリーホールはお初でした。高関さんのマーラーは何枚か録音が出ていますが、7番しか聴いていないのですよね。あと2、9番があるとおもうのですが。まあ生演奏でこれから聴くことも出来そうですから楽しみにしています。
ピースうさぎ
2009/08/28 17:50
■南八尾電車区さん

テンポも強弱も振幅の激しい表現でしたが、オケは相当がんばって棒についていっていましたよ。テンションも随分高かったし。
指揮者の高い要求に応えられるだけの技量はあるようです。ちょっとチケット料金が高いだけあるようです。
ピースうさぎ
2009/08/28 18:07
こんばんは。はじめての書き込みか、ちょっと失念で失礼します。以前に高関さんと群響のマーラーの話題がありましたか。?

私はこの演奏会は楽しみにしていました。しかし直前に外せない野暮用が入り当日行けませんでした。本当に残念。

私は群馬県人でして、群響音楽監督としての高関さんの功績を高く評価していた者の一人です。

群響定期でも高関さんは、マーラーの5番、2番、3番、6番、7番、9番などを取り上げ、素晴らしい演奏を残してくれました。

その彼が群響を退任されたことは、非常に残念なことではあります。しかし、彼のような逸材は、いつまでも一所にいていただくわけにもいきますまい。

もっともっと他の場でのチャンスを生かして、輝かしく飛翔してほしいという気持ちも大きいのです。

それにしても、聴き逃したのがもったいない高関さんのマーラー5番でした。
バルビ
2009/08/29 01:02
■バルビさん

確か以前にもコメントいただいております.
演奏会行けずに残念でしたね。
群響時代のことは確かに今でも高い評価であると方々から聴いております.
高関さんにはこれからも期待したいですね。
ピースうさぎ
2009/08/29 04:52
こんにちわ。
サントリーデビュー、オメデトウございます!
毎日、六本木一丁目(通称:ろくいち)へ通勤しているスリーパーです(笑)
あのホールも開場してもう直ぐ四半世紀。
施設の中には時代遅れ、な点もありますかね。
音は流石に・・・。
僕も行こうかと思っていたコンサートでしたが、
相変わらず仕事で・・・。
良いコンサートだったみたいですね。
僕のサントリーデビューは・・何だったかな?
スリーパー
URL
2009/08/29 17:37
■スリーパーさん

お仕事お疲れさまです。
サントリーホール、トイレが少なかったのはびっくりしました。結構ロビーも狭いし。
でも音響は素晴らしいですね。響きすぎず、音もうるさくないので、気持ちよく聴くことができました.
ピースうさぎ
2009/08/29 19:59

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