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ワーグナーの森に再び突入。

2008/04/07 19:46



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ワーグナー: 楽劇 《ジークフリート》 全曲

ジークフリート … ヴォルフガンク・ヴィントガッセン(テノール)
ブリュンヒルデ … アストリッド・ヴァルナイ(ソプラノ)
さすらい人 … ハンス・ホッター(バス)
アルベリヒ … グスタフ・ナイトリンガー(バス)
ミーメ … パウル・クーエン(テノール)
エルダ … マリア・フォン・イロシュヴァイ(メッゾ・ソプラノ)
ファーフナー … ヨーゼフ・グラインドル(バス)
森の小鳥 … イルゼ・ホルヴェーク(ソプラノ)
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)、バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団

1955年7月26日 バイロイト
[ステレオ録音]


 カイルベルトの「リング」を再び聴き始めました。やっと第2夜「ジークフリート」に差し掛かりました。(昨年夏以来です)

 ブログを書いていると、ワーグナーなどの大作をあまり聴かなくなっておりました。毎日1日で聴ける程度の長さはせいぜいCD2枚分くらいが限界であります。

 この楽劇「ジークフリート」はCD4枚分。どう頑張っても平日の仕事日は2日はかかってしまう。
 そんなこんな言っているのですけども、ひとたび音楽が鳴るとたちまちにしてワーグナーの世界に惹き込まれます。

 まず、オケの深い音色が印象的で、さすがバイロイトのオケだと思えます。そして、カイルベルトのスピード感のある指揮ぶりも退屈しない理由でもあると思う。

 それから、なんと言っても歌手陣の強力さはどうですかっ。(こゆいメンツの中で個人的にはミーメ役のクーエンがいい味だと思います。)

 そして、録音が信じられないくらい良い。現在のEMIの録音よりずっといいのはどうしてだろう。

 あまりコメントは書かずにおこうと思ったのですが、音楽を聴きだすとどうしても何か表現したくなる(書きたくなる)んですよ。でも音楽は音楽のまま心の中にとどめておくことも大切かな・・・と最近思いはじめています。

 ちょっと自分!饒舌すぎやしませんか。

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こんにゃく座 セロ弾きのゴーシュ。

2007/12/16 21:46
画像
オペラシアターこんにゃく座公演

林光:オペラ「セロ弾きのゴーシュ」

原作:宮沢賢治
台本、作曲・芸術監督:林光
演出:加藤直

ゴーシュ:井村タカオ
楽長:岡原真弓
三毛猫:佐藤久司
かっこう:青木美佐子
たぬきの子:田中さとみ
野ねずみのおっかさん:大石哲史

ピアノ:榊原紀保子

2007年12月16日(日)
於:名古屋 中川文化小劇場


ついに娘と観に行く事が出来ました。こんにゃく座のセロ弾きのゴーシュ。

こんにゃく座はその筋の人はご存知でしょう。
林光、萩京子という座付き作曲家を抱え、日本全国津々浦々を巡回しているグループ。
歌の面白さ、日本語オペラの可能性をみせてくれます。

私は大学生の頃にこのグループを知って、舞台も観に行きました。(確か「森は生きている」)
子供から大人まで飽きさせない演技力、明瞭な日本語発音、どこにも似ていない歌手たちの個性。
どこを取っても凄いなあと感動した記憶があります。

今回は娘と共に。子供が生まれたら一緒に観に行こうと思っていたので、念願かないました。

私とっての宮沢賢治の作品は不思議な印象があります。独特の語感とどことも無く現われて、どこかに消えてゆくような茫洋さすら感じます。
「セロ弾きのゴーシュ」もまた、ゴーシュと動物たちの不思議なやり取りがあります。それを通じて音楽の本質を自分の知らぬ間に掴んでいく物語になっているのだと思います。

会場には子供が多く、ノイズはそれなりに盛大でしたが、力のある発音と発声なので全く気になりません。さすがに学校公演で鳴らしただけあります。

ゴーシュを演じた井村さんは若いですね。幾分細身な声質でしたが、青年ゴーシュのひたむきさのようなものが感じられて良かったです。(前テレビで観たゴーシュは今回端役の大石さんでした)

他のメンバーも好演。これほど日本語の分かるオペラってあまりないかもしれません。(そもそも日本語オペラ自体少ないですが)
子供の時分はオペラ歌手がヒドイ日本語で歌っていたのを聴いて辟易していたので、それを思うとこんにゃく座は凄いと思います。

どうしてだか自分でも分かりませんが、公演終了間際で涙が止まらなくなってしまいました。
今もって説明できないでいます。べつに泣き所のシーンはどこにも無かったし。

ピアノ1台、歌手6人のシンプルなオペラ。洋物の絢爛豪華な舞台設定に比べればなんてことない舞台装置でしたが、ここには歌の原点を感じました。

きっといい舞台だったのだなと思います。音楽で涙したのは随分久しぶりかな。



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ノーマン&テンシュテットのワーグナー:愛の死

2007/12/14 18:44
今朝、ノートパソコンのキーボード上にコーヒーをこぼしてしまいました。
娘にぶつかった拍子に直撃。
こっちの不注意もあるし、娘を責めることは出来ない。
こぼした時はパニックになってしまい、思わず「k」のキーをはずしてしまいました。
冷静になって、取り付けようとしてもはまらず。


仕方ないからメーカーのカスタマーサポートセンターに電話して修理すると・・・

なんと3万円くらいかかると言われ、絶句。これなら新しいパソコンを考えるなあ。。。今お金ないけど。。

急に更新が途絶えたらパソコンが壊れたのだと思ってください。

画像
仕方ないので、いっぱい作って食べてやるぅ〜とギョウザを娘と作りました。一気に焼いて一気食いするモンね〜。やけ食いです。











画像

ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より

第1幕への前奏曲
第3幕より「おだやかに静かに」(イゾルデの愛の死)

ジェシー・ノーマン:ソプラノ
クラウス・テンシュテット指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

(1987年録音)


まー、気分のササクレ立った時はやっぱワーグナーですかね。毒をもって毒を制す、な〜んて。
今日はテンシュテットのトリスタン〜を拝聴。もちろん全曲ではない。残念ながらである。

やはり、「前奏曲」を聴いて絶対全曲を録音して欲しかったと思うほど素晴らしい。
きっとテンシュテット節全開のトリスタン〜を聴かせてくれただろうに、、と思わせてくれる名演だと思う。

ただし、「愛の死」は残念。イゾルデのノーマンはテンシュテットと芸風が違いすぎる。どこまでも退廃的な音楽を刻み付けていくようなテンシュテットに対してノーマンは健康的でマッチョだ。

ボディビルダーがお好きな方がいるように、マッチョなイゾルデが好きな方は良いけど、私はもっと狂わんまかりのイゾルデが聴きたい。

パソコンの不調もあるので、
今日はこんなところで失礼します。


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最高傑作デス!プレヴィンのラヴェル:子供と魔法

2007/10/22 15:56



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ラヴェル:
1. 歌劇 「子供と魔法」 (コレットの詩によるファンタジー・リリック)
2. マ・メール・ロワ

パメラ・ヘレン・スティーヴン(Ms:子供)
アン・マリー・オーエンズ(A:ママ,羊飼いの男)
デイヴィッド・ウィルソン・ジョンソン(Br:ソファー,大時計,雄猫)
ファニータ・ラスカーロ(S:安楽椅子,フクロウ)
マーク・タッカー(T:ティー・ポット,小さい老人[数学の精],雨蛙)
ジャクリーヌ・ミウラ(A:カップ,雌猫)
エリザベス・フトラル(S:火,お姫さま,ウグイス)
マリー・プラザス(S:羊飼いの娘,コウモリ)
ロバート・ロイド(Bs:水)
リナート・シャハム(S:トンボ,リス)
新ロンドン児童合唱団(合唱指揮:ロナルド・コープ)
ロンドン交響合唱団(合唱指揮:ステファン・ウェストロップ)(以上(1))

アンドレ・プレヴィン指揮
ロンドン交響楽団

(1997年録音)


お〜、久しぶりにラヴェルの作品です。

以前アンセルメ盤について書いたので参照リンク。
http://nagoyaclassic.at.webry.info/200705/article_22.html


ラヴェルという作曲家は本当に傑作ばかり書いているように思います。オーケストレーションも神業的だし、室内楽もピアノ曲も冴えているし。

中でもこの「子供と魔法」は全ての作品の中では最高傑作ではないかと私は思っています。
オーケストラの精緻な響きはラヴェルそのもの。さりげないのですが、実は芸が細かい。
歌は軽妙洒脱あり、美しくもあり、どれもが素敵なセンス。

さて、このプレヴィン盤の演奏です。プレヴィンらしくダイナミクスが大きくシンフォニック。
一つ一つの楽器のバランスがとても良く、テンポも急がず安心して聴けます。
オケはさすがにロンドン響。上手いし緻密ですな。

デュトワ盤やアンセルメ盤に比べると幻想的というより、リアリスティックな側面に光を当てた感じ。これが実際の舞台になったらどういう演出になるか興味があるところです。

それにしても、この曲の最終盤はこころがジンワリ温かくなります。

ちょっと気になるのが、子供役のスティーヴンの声がやや太い感じくらいか。いうなればややガタイのデカイ子供に思えてしまう。(私の脳ミソではそう変換されてしまう) ま、歌手陣も概ね満足なのですけど。

これほどの演奏が1000円とは超お買い得。歌詞対訳も入っていますし。ラヴェル最高傑作のおすすめ盤です。


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パヴァロッティ死去。。。

2007/09/06 21:24
今日の午前に亡くなったそうです。こちら

私はナゴヤドームの杮落とし公演で、彼の歌を聴きました。
PAと巨大モニターからは見聞き出来たものの、やっぱり生の音を直接聴きたかったなあ、というのが正直な感想。

画像彼ほどのスーパースターではちょっとしたホールでもすぐいっぱいになったそうだ。

完全な頭声というか、あのベルカントの響きは紛れもないパヴァロッティの声そのものだった。

何度も書いているのでお分かりかと思いますが、イタリアオペラは超苦手で自分でも不思議なほどダメなんです。

しかし、パヴァロッティのヴィデオはもっていて、カルロス・クライバーの指揮ので、ボエームです。

これ、ルチアポップも出ていて指揮がクライバーでしょ。面白いので1年に1回くらいは観てます。(海賊盤か?)

天国に召されても、あの明るい陽光のような歌を歌っていて欲しいなあと思います。合掌。

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ルチア・ポップ、やっぱりいい。

2007/07/13 09:29



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『ルチア・ポップ〜オペラ名場面集』

R.シュトラウス:「バラの騎士」
クレア・ワトソン(元帥夫人)、
ブリギッテ・ファスベンダー(オクターヴィアン)、
ルチア・ポップ(ゾフィー)
カルロス・クライバー指揮 バイエルン国立歌劇場
録音:1972年4月20日(モノラル)

モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」
ルッジェーロ・ライモンディ(ドン・ジョヴァンニ)、
ルチア・ポップ(ツェルリーナ)、
エンリーコ・フィッソーレ(マゼット)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 バイエルン国立歌劇場
録音:1973年7月12日(モノラル)

モーツァルト:「フィガロの結婚」
ルチア・ポップ(スザンナ)、
ヴォルフガング・ブレンデル(伯爵)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 バイエルン国立歌劇場
録音:1983年7月13日(ステレオ)

ベートーヴェン:「フィデリオ」
ルチア・ポップ(マルツェリーネ)
カール・ベーム指揮 バイエルン国立歌劇場
録音:1978年1月30日(ステレオ)

ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」
ルチア・ポップ(フルート夫人)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 バイエルン国立歌劇場
録音:1983年10月15日(ステレオ)

R.シュトラウス:「アラベラ」
ルチア・ポップ(アラベラ)
ヴォルフガング・ブレンデル(マンドリーカ)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 バイエルン国立歌劇場
録音:1983年12月25日(ステレオ)

プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」
ルチア・ポップ(ラウレッタ)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮 バイエルン国立歌劇場
録音:1982年12月17日(ステレオ)


台風来てますね。
今夜はコンサートへ行くので、あまり天候が荒れなければいいけど。
コンサートから無事に帰ってきたら、例のごとく感想をエントリーしますね。

このブログはアフィリエイトをしています。ここでCDジャケットをクリックすると売り上げの3%が私の報酬になるというもの。ありがたいことに毎月数百円の報酬が発生しています。
あまり商売気がなくて、ほとんど自分が良いと思ったものしか出していないのです。
でもコイツが良いと書いているならぜひ買って聴いてみようか、という感じでしょうか、今月が400円の報酬があったのでびっくりしました。

さて、今日はルチア・ポップのアルバムを聴いています。このディスクは以前紹介しましたが、あらためて聴き直しています。
もっぱらR.シュトラウスの「ばらの騎士」の最終場面の3重唱ばかり聴いております。
ここの部分はとにかく美しい。世界で最も美しい音楽ベスト10を挙げよ、と言われたらこの作品は必ず入れます(断言)。
シュトラウスのこの音楽ははかない美しさが充満した音楽。なんてったって指揮がカルロス・クライバーだし、ポップのゾフィーは痺れます。ロマンの限り歌い尽くす、最高の歌。ああ何度でも聴いていたい。


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ラヴェル:子供と魔法

2007/05/14 10:45
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ラヴェル:歌劇「子供と魔法」

エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンド管弦楽団

詳しいキャストは上記画像を参照ください。

(1964年録音)



 明日はまた学校通いなので、今日はとにかく体調を整えることに専念したいと思っています。

 うう、旧ブログのアクセスが多い。検索でかなり多くの方が来て下さっているようです。ありがとうございます。

 当面この新ブログの目標は旧ブログの1日平均アクセスであった200前後まで行くことです。まあ、日々の積み重ねでぼちぼちがんばります。

 さて、今日はラヴェルの歌劇「子供と魔法」。私はオペラ自体滅多に聴かないのに、この曲だけは偏愛と言えるくらい好きなのです。

 まず、大学生の頃、青島広志氏の合唱編曲版を2回生で観た事から。当時は合唱劇なるものに熱を上げていたこともあって、芦屋の合唱団ボイスフィールドと栃木の宇都宮大学混声合唱団の公演を観に行ったことから始まっております。
 特にボイスフィールドでの演出は熊倉一雄氏で、シンプルながら曲の持ち味がよく生かされた演出だったと記憶してます。

 このオペラのストーリーはこちらを参考にしてください。

 子供が親の言うことも聞かずにモノや動物たちをおもちゃのように遊んだり、傷つけたりいると、突然モノや動物たちが子供に襲い掛かってくる。。。最後には傷ついた子リスを子供が助けて、無事ママが呼び出される。。てな顛末。
 別段ストーリーに激しい主人公の心の葛藤があるわけでもないし、恋愛話とも無縁。
 子供とママ以外の出演はすべて無生物か動物で人間はいない。茶碗とか火とかまでソリストだし。ストーリー的にはちっとも大した事がないですね。

 でも、音楽が素晴らしい。全篇に貫かれた優しさ、温かさはひょっとしたらラヴェルのお母さんの温もりなのかも知れません。
 また、中国の茶碗が歌う「ハラキリ、セッシュー、ハヤカワ」というところは日本人としては楽しいです。
 
 この合唱版でのハーモニーの美しさに惹かれた私は早速原曲を探してみました。一番安かったのがこのアンセルメのディスクでした。

 まず目を見張ったのがオーケストラの色彩感。歌とオーケストラの関係が非常に緻密で、時に室内楽的な緻密ささえ感じます。(オケの編成はダフニスとクロエとほぼ同じだと言うことです。)
 幻想的とも言えるオーケストレーションは確かにラヴェルの才能の冴えを感じます。本当にこんな音楽を書ける人はいないと思います。

 何度も聴きながら、時にハッとし、時にじんわりと大団円を聴き入ったり。この曲はラヴェルの最高傑作だ!と私は断言したくなります。(他のラヴェルの曲も大好きなのですが。。。)
 
 この曲は本当に素晴らしい曲なので、一度生で観てみたいものです。


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↓プレヴィンの演奏が対訳付き1000円で買えそうです。



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