アクセスカウンタ

テーマ「ロシアもの」の記事 help リーダーに追加 RSS

トップへ  |  テーマランキング一覧へ


オーマンディのチャイコフスキー:交響曲第5番

2008/07/22 20:09
画像


チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64

ユージン・オーマンディ指揮
フィラデルフィア管弦楽団

(1974年録音)


仕事始まりました。が、今週は昨日が祝日だったので1日少ない週です。すぐ休みになる!

さて、ここのところシンフォニーの王道を行っております。

今日は私にはめずらしいチャイコフスキーです。

私は正直言ってチャイコはちょっと苦手でして、それほど共感もしないのですよね。ロシアの憂愁とか別に聴かんでもいい感じ。マーラーなら同曲異演盤を聴き漁るのに、チャイコの交響曲は悲愴が4枚くらいであとはほとんど2枚ずつしかもっていないと思う。ムラヴィンスキーも持っていません。


そんなに思い入れないので、むしろ音楽を磨き抜いてスカッと楽しめる演奏が好きかな。

カラヤンとオーマンディのチャイコがそれです。カラヤンがゴージャスならオーマンディはリッチネスでしょう。

オーマンディは一部評論家に酷評されていますが、ちょっと異議あります。
これほどの恰幅のよさ、音楽の豊かさを他のどの指揮者が体現しているのでしょうか?と言いたくなるほど音楽に浸れますよ。こういう音楽の楽しみ方もアリだと思うのに・・・。

オーマンディの独壇場としか言えない説得力を感じますよ。

この第5交響曲の第2楽章などさすがのカラヤンもオーマンディの音楽の豊かさには追いついていない感じ。ホルンやクラリネットのソロなど聴くと、やっぱりフィラ管は名人集団であると思います。


ついでだから久々にカップリングの悲愴や第4番も聴いてしまおう・・・。
記事へトラックバック 0 / コメント 12


ミスターSのショスタコーヴィチ:交響曲第10番。

2008/07/15 21:20
画像

ショスタコーヴィチ:交響曲第10番

スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団

(2003年ライヴ録音)


 ここのところ、暑いのにもかかわらず、随分オーケストラばかり聴いております。毎年この時期はピアノ曲かモーツァルト。んー、今年は暑苦しそうなものばかり聴いているような。

 そのほかオケじゃなければバッハの無伴奏とかロ短調ミサとか、とにかく私的に気持ちイイのばかり聴いています。

 今日はショスタコーヴィチ。スクロヴァチェフスキのライヴ。スクロヴァ爺さんはブルックナー録音が出だしたときからの隠れファンです。
 基本的にドライな音楽なのに求心力が強く、聴いていて凄みがあるというか。

 このショスタコーヴィチも例外ではなく、かなりタイトで引き締まった音が出ている。リズムの刻みと壮絶な推進力があり、そのくせ荒っぽくならないのはオケの力でもあるでしょう。

 第1楽章モデラートの弦楽器が静かなうねりも非常に緊張感が高い、聴いていてもただ事ではない雰囲気。
 第4楽章のd-es-c-hの音型がなんとも無慈悲に響くが、それが反ってペーソスが利いているというか、でも底からエネルギーが沸いてくるように聴こえてくる。
 こういう演奏は昨今の演奏からすると格上のものだな。最近名演に出会う確率高し。


・・・しかし、これほど毎日スゴイ演奏CDばかり聴いていると、生のコンサートに行きづらくなるなあ。


↓タワーレコードでお買い物できます


記事へトラックバック 0 / コメント 2


ストラヴィンスキー:妖精のくちづけ。

2008/06/07 07:23
画像


ストラヴィンスキー:バレエ音楽「妖精のくちづけ」

ストラヴィンスキー指揮
コロンビア交響楽団

(1965年録音)


昨日は疲れのピーク。
仕事中もあまりに疲労感がひどかったのでコンビニでドリンク剤を買い飲んでしまった。
おかげでなんとか仕事は乗り切りました。

で、昨夜はゴロゴロしながら音楽をダラダラ聴いていてそのまま寝てしまいました。
疲れているのにバルトークのカルテットなどを聴いていたので、とりあえず元気。


今朝起きたら朝5時。仕方ないとムックリ起きたのが6時。

朝っぱらから音楽を聴いております。私には音楽と読書は生活に欠かせない。

今日はストラヴィンスキーの「妖精のくちづけ」。

何を隠そう、ストラヴィンスキーも大好物。(好物多いよな、自分)
彼の作風の変遷を見ると本当に別人格のような変わりようが面白い。
追随を許さぬ色彩感とリズム語法の多彩さ、分りやすさと難解さも兼ね備えて魅力の尽きない作曲家。

この「妖精のくちづけ」はチャイコフスキーの「眠れるの森の美女」の陰画とも言われる。
これ好きだなあ。幸福感たっぷりでありながら、ウィットにも富み、どこかプーランクのようなスカした味わいもある。


さて、今夜は合唱団の練習。演奏会明け第1回目です。回収したアンケートを早く読みたいです〜。
記事へトラックバック / コメント


ドラティのストラヴィンスキー:春の祭典。

2008/05/03 07:49
画像


ストラヴィンスキー:

バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)

バレエ音楽「春の祭典」

オーケストラのためのエチュード*

アンタル・ドラティ指揮
ミネアポリス交響楽団
*ロンドン交響楽団

(1959年録音 *1964年録音)Mercury 434 331-2


 連休初日。なのに、仕事日と同じ6時半に起床。まいっか〜と思い、ボロディンの交響曲第1番を聴いてリラックスタイム。

 そして、「春の祭典」へ。
 ドラティのハルサイはデトロイト交響楽団の録音が定評ありますが、このミネアポリス交響楽団の録音もなかなか捨てがたいです。

 テンポは速めで激しい。第1部の終結部などはお見事というほかない。第2部は荒々しさの表現が抜群。荒いだけではなく、しっかりとオーケストラをドライヴして引き締まったテンポなので聴いていてうるさくない。

 オンマイクの録音の生々しさも特筆もの。50年前の録音とは到底思えない。さすがマーキュリー・リヴィング・プレゼンス。

 この演奏を聴いてから随分経ちますが、以来私のハルサイのデフォルトはこのドラティ/ミネアポリスなのです。
記事へトラックバック 0 / コメント 2


カヒッゼのチャイコフスキー:悲愴。

2008/03/14 21:57
画像

チャイコフスキー:
交響曲第6番ロ短調作品74 「悲愴」

ジャンスク・カヒッゼ指揮
トビリシ交響楽団

(録音年不明。デジタル録音)Mazur Media INF34 ポルトガル製


今日で1週間終わり。仕事はまだ慣れませんが、矢鱈に疲れますね。

帰宅途中にクリニックへ通院。今日は雨模様でした。


先ほどネットで他の方のブログで「のだめカンタービレ第20巻」のことを書かれていたので、
え?発売したの!?と驚き、早速買いに走っていました。
まだ読んでませんが、後で読もうと思います。


今日はチャイコフスキーの「悲愴」であります。
思えばチャイコフスキーは最近聴いていない作曲家でして、
ええ別に嫌いじゃないですが、聴きたい衝動に駆られないのですよ。

そういう私がチャイコフスキーで聴くのはシンフォニー全般とくるみ割り人形くらいでして、それも1ヶ月に1回くらい聴けばいいほどの少なさ。

そんなわけで、今日はあえてチャイコフスキーの聴いております。
演奏はカヒッゼ指揮トビリシ交響楽団。
グルジアの演奏家によるもの。

まあ、ハッキリ言って名演奏というにははばかられる手合いのものです。

録音は鮮明ですが、低音が全然聴こえて来ず第3楽章がスカスカだし、オケもこれなら名古屋フィルの方がいい演奏をするような気がしてくる。

テンポの揺らし方が超独特。全体にあっさり系(45分くらいしかかからない)なのですが、楽器バランスが可笑しい。
B級の怪しい香りがして、もう面白すぎるので売り飛ばせない逸品であります。

そういうわけで、このディスクは「悲愴なんてもうエエ」という方が、
聴きながらツッコミを入れて喜ぶオタクな代物でしょう。

よい子は聴いちゃダメなのです。

カッチリ聴きたい人はムラヴィンスキーやオーマンディ、カラヤン、マルケヴィチとかいくらでもありますのでそちらをどうぞ。

私はカラヤンを聴きたくなりました。


いつも応援ありがとうございます。
↓今何位でしょうか。クリックすると順位が上がります。


にほんブログ村 クラシックブログへ


音楽ブログランキング

記事へトラックバック / コメント


鮮烈。ラトルのハルサイ。

2008/02/29 08:32
画像

ストラヴィンスキー:
バレエ音楽「ミューズの神を率いるアポロ」
バレエ音楽「春の祭典」

サイモン・ラトル指揮
バーミンガム市交響楽団

(1988年録音)


在庫の(勝手に)なつかしのディスクから。
思えば最近ハルサイを聴いていなかったので、思わず朝から聴いています。

このディスクは初めて買ったハルサイのCD。
(LPレコードではカラヤンとマゼールのものを聴いていたのですが、こっちは昨年売り払ってしまいました。)

この頃のラトルの演奏は素晴らしいです。
驚くほど土臭さがなくクリアな音が冴えている。
リズムに独特のノリがあり、このスポーティさは若い指揮者ならではなのかも。

テクニカルな部分が大切になる曲には抜群の適性を誇るラトルであり、ハルサイを振らせたらラトルの右に出るものは多くはないだろう。

早いパッセージでも音のキレが凄まじく良く、第1部の終曲「大地の踊り」などは唖然とするほど。

第2部「いけにえ」は野性味には欠けるが、軽いフットワークで自由闊達そのもの。
こんな難曲も余裕の表情で演奏してしまうのだから堪らない。
終曲「聖なる舞踏−選ばれた者」は力で押すことなく徹底してクール。でもそこがスタイリッシュでかっこいいのです。


カップリングの「ミューズの神を率いるアポロ」はストラヴィンスキー新古典主義の時期の作品。
ハルサイと同一人物が書いたとは到底思えないほど作風が違う。
まあ、こっちが弦楽合奏なのだから色合いも違って同然だろうけど。

久しぶりに聴いたけど、こっちの演奏も洒落ていて良い。ラトルって天才だなあと思う。
音楽の旨味や聴かせ所を熟知している感じがする。

最近のベルリンフィルとの録音は正直言ってあまり評価はできないけど、後10年すればトンデモナイ指揮者になることも期待できそう。
この演奏を聴いてそう思いました。

いつも応援ありがとうございます。
↓今何位でしょうか。クリックすると順位が上がります。


にほんブログ村 クラシックブログへ


音楽ブログランキング



↓お買い物はタワーレコードで。(ハルサイとペトルーシュカのカップリングです)


記事へトラックバック / コメント


こんなに良かったのか?マズアのショスタコーヴィチ。

2008/02/09 10:51
画像


ショスタコーヴィチ:交響曲第1番ヘ短調 op.10
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 op.47

クルト・マズア:指揮
ロンドン・フィルハーモニック
コンサートマスター:ボリス・ガーリツキー

2004年1月31日、2月3日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールにおけるデジタル録音(ライヴ)
LPO-0001

HMVでお買い物↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1076238


今朝も寒い名古屋です。
世は受験シーズン真っ只中。
かく言う私は大学浪人してましたから、受験のつらさは非常にわかります。

劣等生だった私はこの時期は自分のダメさ加減にうんざりしていましたから。

やるだけやったら、後は問題用紙に書くだけ、面接官に話すだけ。
この時期はそういういう気持ちで過ごすのが一番だと思います。


さて、
今日は朝からショスタコーヴィチ。
それもマズアの。

クルト・マズアという指揮者は今まで何枚かCDは聴いていたが、印象が薄く、ほとんど売り払ってしまった。

たまたま昨年入手したボックスものの中に、
このマズアのショスタコーヴィチがあったので、一応聴いてみた。

これが意外に素晴らしく驚いてしまった。


特に第1番の明晰さには驚く。

この曲のベストはロジェストヴェンスキ/ソビエト文化省響であった。

ロジェヴェンがオーケストラを凶暴に重〜く爆発させていく音楽に対して、
このマズアは一貫して軽いフットワークで放射状に音が散っていく感じ。

ロンドンフィルの腰の軽さが図らずも(?)独特の音楽を作り出している。
この演奏はロジェヴェンの演奏とは逆を行く名演ではないか。

第5番も軽い。
軽やかと言ってもいいくらいの爽快さがある。

この曲の演奏ではバーンスタインやインバルのものをよく聴いていて、この曲はドラマを感じないと面白くないんじゃないかと思っていた。

その点、マズアはドラマをまったく感じさせない。「抜群に物語らない」(どんな書き方だ)演奏である。

ライヴ録音なのに第4楽章になっても妙に盛り上がらないなあと思っていると、後半4分間が激遅。ここから急に熱を帯びてくる。

なんだ、この狂いそうな雰囲気は。
ものすごく個性的な演奏である。

ひょっとして、マズアはここにきて大化けしているかもしれない。

これからマズアに注目かもなあ。


いつも応援ありがとうございます。
↓今何位でしょうか。クリックすると順位が上がります。


にほんブログ村 クラシックブログへ


音楽ブログランキング
記事へトラックバック 0 / コメント 4


激しい祈り。グバイドゥーリナ:作品集。

2008/02/07 13:59
画像


ソフィア・グバイドゥーリナ:作品集

バヤンとチェロのための「イン・クローチェ」
バヤン、ヴァイオリン、チェロのための「シレンツィオ」
チェロ、バヤン、弦楽のための「最後の七つの言葉」

マリア・クリーゲル:チェロ
エルベス・モーザー:バヤン(ロシア・アコーディオン)
カトリン・ラプーズ:ヴァイオリン
カメラータ・トランシルヴァニア
ジェルジ・ゼルメッティ:指揮

(1995年録音)Naxos 8.553557
↓HMV
http://www.hmv.co.jp/product/detail/766941



なんか最近、ナクソスレーベルばかり聴いていますが、我が家の在庫は廉価盤ばかりなんですよね。
10年位前は購入価格800円くらいだったナクソスはいまや1000円超えて販売されている。
気楽に購入できにくくなった。


さて、
ロシアの作曲家グバイドゥーリナ(b.1931〜)の作品集。

これは購入して10年くらい経つディスク。
一時期結構聴き込んだ記憶があるが、今日久々に聴いてみた。

いわゆる、現代音楽なので、
無調だとかそういう方面がダメな人はあえてお勧めできないが、
なかなか聴き応えのある曲集であると思う。

特にこのディスクで大活躍するのがバヤンというロシア・アコーディオン。

「イン・クローチェ」ではチェロとバヤンの親和性が高く驚かせるし、「シレンツィオ」ではクラスターが非常に効果的に使われていると思う。


「最後の7つの言葉」はキリスト教色が非常に濃い。神秘的な曲である。

荒っぽく曲調を書くならば、
チェロとバヤンのグリサンドが繰り返され、弦楽オケが合いの手に入るという感じ。

このチェロとバヤンの独奏部分と弦楽オケの部分の対比が非常に凄まじい。
一体この尋常でないコントラストはなんだろう?と興味が出てくる。

キリスト教的な意味は、なかなかつかむのに苦労するが、
宗教的な題材をよく扱う現代の作曲家、アルヴォ・ペルトとも並び称される理由もわからないではない。

と言っても、どちらかと言うと静謐な雰囲気のするペルト(特にティンティナブリ様式の作品)に比べ、グバイドゥーリナはより動的な作品が多いようだ。

特に「最後の7つの言葉」の
第4曲目「神よ、どうして私をお見捨てになったのですか」はこの曲の頂点だろう。
バヤンの効果が抜群で、非常に激しくドラマティックである。

それも編成の小さな器楽のみでここまでの表現を聴けるのは本当に凄い。

癒しブームとかで、穏やかな音楽がもてはやされる昨今、
人の感情を揺さぶる激しさを持った音楽は意外と作りづらいのかもしれないなあ。

グバイドゥーリナの曲が評価されているのは、
人の感情に直接訴えかけるような作品であるからではないだろうか。

現代音楽も聴いてみるものである。


いつも応援ありがとうございます。
↓今何位でしょうか。クリックすると順位が上がります。


にほんブログ村 クラシックブログへ


音楽ブログランキング
記事へトラックバック / コメント


ラズモフスキーQのショスタコーヴィチ(その5):弦楽四重奏曲第14番、第15番。

2008/02/05 13:18
画像


ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第14番 嬰へ短調 作品142
同:第15番 変ホ短調 作品144

ラズモフスキー四重奏団

OEMS OC562
(2005年録音)

↓HMVで全集にて販売しています。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1266218


さて、今回でラズモフスキーQのショスタコーヴィチは最後のエントリーになります。


第14番。67歳の作品。

こうして順番に聴いてくると、
ショスタコーヴィチの凄さがよくわかってくるような気がする。

第14番は、
リリカルな側面が強い作品で、
比較的旋律線がはっきりした曲だと思う。

最終の第3楽章のアレグレットの音楽は千変万化。
一言では語れぬ面白さがある。

ラズモフスキーQの方向性はあくまでもリリカルな表現を目指していると思う。
弱音が極めて美しく、
これを聴いただけでこの全集の価値があると言っても良いかもしれない。


第15番。68歳の作品。最後の弦楽四重奏曲。

全6楽章アダージョで書かれ、
非常に沈痛な面持ちの作品である。

これほど痛々しくありながら、決してセンチメンタルなところがない。

そして、誰にも似ていないショスタコーヴィチ独自の世界。
孤高の音楽である。

第14番でもラズモフスキーQの美点が生かされていたが、
ここではその特徴が、さらに深化している。

篤い思いが込められているが、
それを禁欲的なほど抑制し、
内在するエネルギーをクールに演奏している。


その表現の深さにはただただ感服するほかない。




過去の記事:ラズモフスキー四重奏団のショスタコーヴィチ
その1:第1番から第3番

その2:第4番から第6番

その3:第7番から第9番、第11番

その4:第10番、第12番、第13番



いつも応援ありがとうございます。
↓今何位でしょうか。クリックすると順位が上がります。


にほんブログ村 クラシックブログへ


音楽ブログランキング
記事へトラックバック 0 / コメント 2


ラズモフスキーQのショスタコーヴィチ(その4):弦楽四重奏曲第10番、12番、第13番。

2008/01/29 16:30
画像

ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第10番、第12番、第13番

ラズモフスキー四重奏団

(2005年録音) OEMS OC 562




ラズモフスキーQのショスタコーヴィチを聴く(その4) 佳境に入ってきました。

では今日も参ります。

第10番。58歳の作品。
 特徴的なリズムとテーマで構成された曲。非常にシンフォ二ックであり、彼の交響曲を髣髴とさせるものがある。
 演奏も全編アグレッシヴで押し出しが強い。が、独特の音色の美しさは保たれていて、そのバランスが絶妙である。  
 ほぼ番号順に追って聴いてきたが、ここにきてラズモフスキーQも随分ノッてきたような感じである。あるいは私の耳が、やっとこの団体の音楽が理解できてきたのか。

第12番。62歳の作品。
 調性がなく、不思議な浮遊感のある曲である。(冒頭は12音列の主題を用いているらしい。) 第1楽章の美しさにはグッと来るし、第2楽章アレグレットはショスタコーヴィチ真骨頂の音楽。

第13番。64歳の作品。
 単一楽章アダージョ。約20分の演奏時間。
 ますます調性がなくなり(冒頭は12音列らしい)、緊張感と晦渋さを増しているが、決して無味乾燥ではない。弦楽器の可能性をさらに追求した野心的な作品だと思う。
 演奏もすばらしい。ラズモフスキーQはかなり深く踏み込んで、思い切った演奏をしていると思う。この全集の白眉だと思います。
 


いつも応援ありがとうございます。
↓今何位でしょうか。クリックすると順位が上がります。


にほんブログ村 クラシックブログへ


音楽ブログランキング
記事へトラックバック / コメント


タイトル 日 時
ラズモフスキーQのショスタコーヴィチ(その3):弦楽四重奏曲第7番〜9番、11番。
ラズモフスキーQのショスタコーヴィチ(その3):弦楽四重奏曲第7番〜9番、11番。 今夜は今年初のコンサート。生音に飢えていた時期なのでちょうどいい頃合かと思う。 時間があればそのコンサートの感想もブログにアップします。 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2008/01/25 14:10
ラズモフスキーQのショスタコーヴィチ(その2):弦楽四重奏曲第4番〜第6番。
ラズモフスキーQのショスタコーヴィチ(その2):弦楽四重奏曲第4番〜第6番。 朝起床したら、鼻とのどに違和感。風邪ひいたみたいです。 ...続きを見る

トラックバック 0 / コメント 4

2008/01/23 13:29
シチェルバコフのショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ。
シチェルバコフのショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ。 今日はクリニックの診察日でした。 ...続きを見る

トラックバック 0 / コメント 2

2008/01/22 21:06
ラズモフスキーQのショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第1番〜第3番
ラズモフスキーQのショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第1番〜第3番 昨晩は今年のコンサートスケジュールなどを手帳に書き写していました。 名フィルやセントラル愛知の定期公演、しらかわホールの公演、合唱団の予定・・・などなど。 これだけ全部聴ければ幸せだなあと思います。 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2008/01/21 10:05
フィギュアを観た。シチェドリン:カルメン組曲。
フィギュアを観た。シチェドリン:カルメン組曲。 メダリスト・オン・アイスをテレビで観た。 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2007/12/29 22:11
オケ対決!チェコ・フィルとチューリヒ・トーンハレ。
オケ対決!チェコ・フィルとチューリヒ・トーンハレ。 体調は復調傾向です。昼間にやたら眠くなるのはどうしてだろうか・・・。今日は名古屋駅をぶらぶら。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 2

2007/12/19 17:24
追随許さぬ。クチャルのプロコフィエフ:交響曲第3番
追随許さぬ。クチャルのプロコフィエフ:交響曲第3番 今日は履歴書を書いて、相手企業に郵送。面接にこぎつけられるか? ...続きを見る

トラックバック 0 / コメント 6

2007/12/06 16:02
ブロドスキー四重奏団のショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第10番
ブロドスキー四重奏団のショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第10番 天候も曇天で、心も曇り気味。鬱症状が出て実につらい午前中でした。 でも、ウチで寝ていても始まらないので、思い切って午後からハローワークに出かけました。 ...続きを見る

トラックバック 0 / コメント 2

2007/12/04 20:22
意外と濃厚。ラトルのラフマニノフ。
意外と濃厚。ラトルのラフマニノフ。 今日も寒い〜。 昨日は11時過ぎに就寝。今朝は7時半くらいに起床するが、今まで居間でゴロゴロしながらベートーヴェンのヴァイオリンソナタなど聴いていました。 ...続きを見る

トラックバック 0 / コメント 5

2007/11/24 11:21
ショルティの展覧会の絵&春の祭典
ショルティの展覧会の絵&春の祭典 最近なんだか1日が過ぎるのが速く感じます。 昨日日曜日だったような気がしても今日は木曜日。 1日1日を大切にしたいと思いつつもこの有様。 ...続きを見る

トラックバック 2 / コメント 4

2007/10/25 16:24
張り詰める空気。ブロドスキー・カルテットのショスタコーヴィチ
張り詰める空気。ブロドスキー・カルテットのショスタコーヴィチ ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第7番、8番、9番 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 0

2007/10/10 12:56
萌える?チェクナヴォリアン&クーンのハチャトゥリア
萌える?チェクナヴォリアン&クーンのハチャトゥリア ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲、吹奏楽のためのポルカ、吹奏楽のためのワルツ、舞踏組曲 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2007/10/04 17:13
シモノフのハチャトゥリアン:ガイーヌ(ガヤネ)
シモノフのハチャトゥリアン:ガイーヌ(ガヤネ) ハチャトゥリアン :舞踏組曲「ガイーヌ(ガヤネ)」抜粋 (剣の舞・ばらの少女たちの踊り・子守歌・レズギンカ・アシエの踊り・ゴパック) ...続きを見る

トラックバック 0 / コメント 2

2007/07/16 18:32

トップへ  |  テーマランキング一覧へ